ZEPHYRをベースに、名車のフォルムを再現。
現行車両の快適な走破性はそのままに、往年の名車のスタイルを楽しむ。
こだわり抜いた外装セットで、ZEPHYRを伝説の姿へと昇華させる。
時代を超えて愛される
丸Zシリーズと角Zシリーズ
1972年、米国で発表されたZ1(国内では1973年にZ2が発表)は、特徴的なティアドロップタンクと全体的に丸みを帯びた外装デザインを採用し、世界中のオートバイ愛好家から絶賛されました。
その後、カワサキの代表車種としてモデルチェンジを繰り返し、Z1RやMk.2、Z750FX、Z400FXなどが登場。これらのモデルでは、デザインが角張った外装へと変化していきました。
こうしたZシリーズのデザインの変遷により、外観の特徴から丸みを帯びたモデルを【丸Z】、角張ったモデルを【角Z】と呼ぶようになりました。
そして、Zシリーズの洗練されたデザインを楽しむ新たな手法として、2000年、ドレミコレクションはZシリーズの直系モデルであり、中古市場で手頃な価格で流通し、新車でも入手可能だったZEPHYRシリーズをベースに、Zシリーズの伝説的なデザインを再現する外装セットを開発・製造・販売しています。
カワサキの伝統の【丸Z】を彷彿とさせるZ1/Z2 Style外装セットは、当初、フューエルタンクを含めFRP樹脂やウエットカーボンで製作されていましたが、コスト面などの見直しにより、販売されている車両同様に鉄タンクとABS樹脂カウルを使用することにしました。この変更により、生産性やメンテナンス性が向上し、FRPやウエットカーボン素材で起こりがちな硬化時の個体差による微細な変形の問題を解決しました。また、一層シルエットをZ1/Z2オリジナルに近づけるためのデザインの見直しも行いました。その結果、タンクキャップ形状も、Z1/Z2オリジナルのフックで止まるキャップとZEPHYR純正キャップを移植する2つの仕様をラインナップ(※ZEPHYR1100は純正キャップのみ)し、現在まで多くのお客様にお届けしています。
Z1/Z2 Styleと同様に、ZEPHYR750をベース車として、FRP樹脂やウエットカーボンでZ750FXのスタイリングを再現する外装セットとしてスタートしました。ZEPHYRシリーズが【丸Z】の血脈を色濃く継承していたため、Z1/Z2 Styleはタンク、サイドカバー、テールカウルの交換だけで伝統のスタイルを思わせるシルエットを確立できました。しかし、角Zのシルエットを再現するには、シートやテールランプなどの特徴的なアイテムを揃える必要がありました。そのため、シート、テールランプ、ランプを取り付けるためのフェンダーレスキットをセットに追加することで、より近づけることに成功しました。また、現在ではZ1/Z2 Style同様に素材を変更し、販売を行っています。
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