2016年にCB1100(SC65)用として東京モーターサイクルショーにて発表いたしました「type R」外装セット。CB1100をベース車両に憧れの「CB1100R」を創造する。過去、販売してきた「Z」や「FX」といった憧れのオートバイのスタイルを子孫ともいうべきゼファーを使って再現した企画と今回行っている「type R」に関しては、オリジナルの車両は高額。だから手の届く価格で憧れたオートバイの雰囲気を楽しむ事ができないか?そんな思いからスタートしたネオクラシックスD style。ところが、ゼファーに関しては、販売終了に伴い市場価格が高騰。当初の想定価格を大幅に上回り、企画の中心となる手の届く価格がぼやけてしまう事態が起こってしまいました。そんな中生まれた「type R」企画は、「新車販売車両で」というテーマが追加されました。それは、想定価格から大きくぶれない手の届く憧れのスタイルを実現するうえで重要だったからです。そこで、CB1100をベース車両に開発をスタートし、2016年の発表となりました。そして、2017年モーターサイクルショーには、18インチスタンダードモデルの市販化モデル展示に向け準備を進めていたところ、17インチの「RS」発売の報せが。適合外としてしまえば、簡単なのですが、「新車販売車両で」というテーマを考えるとやはり無視することはできず、18インチ用に開発してきた部品をベースに細部の変更を行い2017年発表となりました。こう言ってしまうと簡単なのですが、車両を手に入れ、18インチ用の物を合わせ、「ここのラインが崩れたからこっちで調整しよう」とか「ここは、これ用に作らなきゃダメだ」「でもそんな時間ない」とかしているうちに開催日が押し迫ってくる、そんな恐怖と戦いの中で生まれた思い出深い1台です。
外装セットに含まれる一部パーツはオリジナル(CB1100R)にもお使いいただける共通部品としてラインナップ予定です。
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「CB1100スタンダードモデル」18インチモデルの情報もご確認ください。